メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平(30)が史上初の“50本塁打&50盗塁”の偉業達成に、また一歩前進した。現在、ホームランは46本、盗塁は46個と“50本塁打&50盗塁”を射程に捉えているドジャースの大谷翔平。きのう、大谷翔平が所属するドジャースは、大谷翔平と同学年の鈴木誠也が所属するカブスとの3連戦の初戦を迎えた。試合前には、きょうの第2戦で先発登板する山本由伸(26)と今永昇太(31)が談笑していた。きのうの第1戦の3回、カブスの鈴木誠也が4試合ぶりとなるヒットを放つ。今度はドジャースの大谷翔平が3回の第2打席、フォアボールで出塁して47個目の盗塁に成功する。これで大谷翔平は24回連続の盗塁成功(成功率92%)。さらに大谷翔平は5回の第3打席、センター前ヒットで出塁し、ここでも盗塁のスタートを切る。しかし、打者のムーキー・ベッツがセンター前ヒットを打ち、大谷翔平の48個目の盗塁は幻になった。この場面で、実況は「ムーキー!歴史的快挙の邪魔をしないで!(大谷の)盗塁が盗まれた!」と話していた。大谷翔平は7回の第4打席でもライト前ヒットを放つと、相手の守備がもたつく間に2塁を奪う。この日、2安打と47個目の盗塁をマークした大谷翔平は、“50本塁打&50盗塁”達成に一歩前進。カブス10−4ドジャース。