- 出演者
- 山下毅 林田理沙 久保井朝美 荒木さくら 浅田春奈 伊原弘将 菅谷鈴夏
オープニング映像。
観光客で賑わう土曜日の神奈川・鎌倉では断水のため臨時休業しているお店があった。鶴岡八幡宮でも公衆トイレの前に「トイレ 断水のため使用禁止」の張り紙が。溢れた水が近くまで来たという商店で友人が撮った映像を見ると、川みたいな映像だった。そうした中、水が出るようになった。水道管の復旧工事は昼過ぎに完了し断水は解消した。ただ神奈川県によると飲水として使用するにはまだ時間がかかる見通し。今日は36.4 ℃の最高気温を記録した広島・安芸太田町では、汗が吹き出る暑さだと話していた。各地で35℃以上の猛暑日となり、東京の都心でも33.8℃と厳しい暑さになった。都内では15人が熱中症の疑いで救急搬送された。明日の最高気温は久留米市で37℃などと猛暑日が予想されている。浅草では盆踊りが行われた。この後も主に近畿から九州では気温があまり下がらず、25度を下回らない熱帯夜となるところがある見込み。実行委員会も熱中症対策として麦茶やスポーツドリンクを用意した。済生会横浜市東部病院の谷口英喜医師は「夜間の熱中症が増えていて、特に高齢者が増えている」「朝方近くになるとからだの水分が足りなくなって脱水傾向になる 睡眠の前に水分補給も忘れないでほしい」などと説明していた。
大阪・北区の弁当店では、ライス大盛りが20円値下げされた。約1000トンの備蓄米を卸売業者から調達。他の米とブレンドして値下げを実現した。値下げに踏み切った弁当チェーンの飯沼俊彦取締役は「備蓄米が今回値引きになった大きな要因」「9:1位の割合で賛が多い状況」などと話す。千葉・柏のスーパーでは、去年収穫された銘柄米を他の銘柄米よりも安く仕入れ、5キロ税込み4300円で販売したが売れたのは仕入れた量の半分程度だった。日本国際学園大学の荒幡克己教授は、備蓄米の放出で量的な不足感を和らげて緩和して、銘柄米も含め全体を下げる方向に少し出てきたかなと言う感じと説明していた。
きのう農林水産省が発表した今月22日までの一週間に販売された米の平均価格は5キロあたり3835円(税込み)。先月25日までの一週間と比べて500円余り下がっている。その一方である傾向も見えてきた。地域ごとの平均価格をみると東海と東北では973円の差があり、全体的に西高東低になっている。名古屋駅前でコメ価格の地域差に付いて聞くと「がっかりショック」などの声があった。日本国際学園大学の荒幡克己教授は、コメの主産地は東日本が多い、東日本のコメ主産地はまだ作れるけど西日本は限界がある、量的な話は避けられない、などと説明した。
和歌山・白浜町でジャイアントパンダ4頭を乗せたトラックがこれから中国に向けて出発する。返還されたのはメスの良浜とその子どもたちの結浜などの4頭。4頭のいなくなった展示施設にはきょうもファンが訪れていた。和歌山にパンダが来たのは31年前。これまでに生まれ育ったパンダは17頭にのぼる。名前に浜の字がつけられることから浜家と呼ばれ親しまれてきた。良浜は白浜で初めて生まれたパンダでこれまで10頭の子どもを生み育ててきた。2016年に生まれた結浜は、頭の上のトンガリがチャームポイント。出生児の体重が75グラムともっとも小さく誕生したのが彩浜。末っ子の楓浜はお転婆で愛らしい姿でファンの心を鷲掴みにしてきた。5年前から浜家に夢中な垣口さん夫妻。週末には毎週のように来園し、撮影した様子を動画投稿サイトにあげてきた。特に思い入れがあるのが良浜と楓浜の親子の様子で、仲睦まじい姿に心を動かされたという。
長年パンダの飼育に関わってきたスタッフにも別れが。飼育チームのリーダーの品川友花さんは、飼育に携わって13年。7頭の出産に立ち会った。品川友花さんは、良浜の母としての成長とともに自分も飼育員として成長させてくれた存在、などと語っていた。今日の午後、関西空港での最後の見送りには品川産の姿も。専用の飛行機が中国・成都に向けて動き始めた。これで国内で飼育されているジャイアントパンダは東京・上野動物園の2頭だけになった。
7月3日に公示が迫る参議院選挙。有権者はどんな政策を重視しているのか。東京・品川区や東京・港区の街の人の声を紹介。「保育園の保育料を0歳から無償化してくれたらうれしい」「手取りはほとんど変わらない 働いてた分 損をしている気分がある」などの声があった。
山下毅は、長年選挙取材をしてきたが、今回の参院選の争点は物価高対策が主要な争点になりそうだという。5月までの消費者物価指数は、コメの価格高騰もあって、6か月連続で3%台の上昇が続いている。都議選の出口調査でも最も重視した政策は30%が物価高対策を挙げていた。各党の物価高対策を紹介。与党は給付に軸足、野党は消費税の税率引き下げや廃止に軸足を置いている。今回の参議院選挙は、定数248議席のうち、改選と欠員補充で125議席を巡って争われる。勝敗の鍵となる数字は50。与党が過半数を維持するためには50議席が必要だという。山下は、与党は衆議院で少数与党なので野党の協力がなければ法律などを成立させることができないといい、仮に参議院でも少数与党になると政権運営は厳しさを増して行き詰まり兼ねないという。政治部の中田晋也は、与党の改選議席は66なので、16減らしてもいいということになるので、目標が低すぎるのではという指摘もあるという。石破総理は、都議選の結果についてきょうも党の会合で厳しい結果を頂戴したと発言しているなどと説明した。都民ファーストに行った票をどこが取るのかということ、もう一つは野党の数が多く、これがどう影響してくるかということだと分析していた。SNSについて若い議員に聞いてみると、SNSだけで票になると考えている人は意外に少ない、SNSの発信とリアルの活動が有権者の中で一致して初めて票になると言う人が少なくないと説明した。また昨日は国会で与野党揃ってSNSに関するメッセージを発表した、と説明した。仮に与党が過半数割れをした場合、数によって対応が変わって来ると思う、衆参両方で過半数ないという状況では政権運営が容易ではない、あらゆる事態を想定して取材をしていくと語っていた。
今月行われた東京都議会議員選挙にあわせて、NHKとJX通信社が行ったインターネット調査の結果を紹介。この中で政府のお金の使い方に関するもので「財務省やこども家庭庁は予算を無駄遣いしているので廃止すべきだ」と思う人は58.4%、外国人が必要以上に優遇されていると思う人は64%となっている。こうした中SNSでは誤った情報や誤解に基づいた情報も拡散されていて、その1つが「外国人が年間4000億円 国保未納 日本人の税金で穴埋めしている」というもの。実際はどうなのかを検証する。国民健康保険の納付率を観ると、日本全体では93%、外国人だけで観ると63%と全体より低くなっている。東京・新宿区は特に外国人の納付率が低く47.1%。区では滞納対策課を新設した。一方で、保険料の未納は年間1457億円余り。外国人未納が年4000億円という数字は正しくない。一橋大学の高久玲音教授は「ある種スケープゴートとして外国人が不正に使っているのではないか、という主張が受け入れられやすい」等と指摘した。外国人のせいで日本人の負担が増えているというというSNSで見られる主張に対して、論理が飛躍していると指摘する。
日本人学生より留学生を優遇しているという主張も広がっている。具体的には「中国人留学生は1000万円もらっている」という投稿で、博士課程向けの支援制度について言及したもの。この制度は、研究費・生活費など年間最大290万円を支援する制度で、昨年度支援を受けた学生の4割が留学生で、3151人が中国籍だったが、国籍を問わず優秀な学生を支援する制度で、外国人だけを対象とした制度ではなく、留学生が全員もらえるわけではない。制度について文部科学省は、この制度の生活費などに当たる最大240万円の支援を日本人学生に限定すると見直す方針を示した。5000人以上の留学生を受け入れる東京大学の林香里副学長は「どこかの国の留学生を優遇するとか特定の出自を遊具することはしていない」「たくさんの留学生・海外からの研究者が来ることで研究が活性化し国際化し、日本の県有の世界的な発信が可能になっている」などと述べた。
SNSではインパクトのある数字や主張が独り歩きしてしまうことがった。こうした背景にあるのがチェリーピッキングと言われる行為。たとえば、「こども家庭庁を解体すれば、新生児に1000万円ずつ配れる」というもの。基になっているとみられるのがこども家庭庁の予算が約7兆円という情報と、去年生まれた子ども約70万人という情報。しかしこども家庭庁の予算の大半は、保育所の運営費や児童手当、育児休業の給付金と幅広い世代に使われているので現実的ではない。成蹊大学の伊藤昌亮教授は、自分たちが本当に苦しい、税金・社会保険料が一体何につかわれているのかということにものすごくみんなセンシティブになっていて、これまでにないぐらい危機的な状況になっているなどと指摘していた。
東京・渋谷のNHKの屋上から久保井朝美が全国の気象情報が伝えた。
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ドジャースの大谷翔平選手が、2試合連続ホームラン。カンザスシティーで27日に行われたドジャース×ロイヤルズの試合、1回に29号先頭打者ホームランを放つ。大谷は2打点の活躍でチームの5連勝に貢献した。日本時間のあすは大谷が投打の二刀流で出場予定。
ヒューストンで行われたカブス×アストロズの試合、カブスの鈴木誠也は、2安打の活躍。打点の上積みはないが、トップはキープした。7-4でカブスが敗れた。
神宮で行われたヤクルト×阪神の試合、阪神の先発はデュプランティエで、切れのあるストレートでアウトを積み重ねていく。今日も得点を許さず、チームの勝利を呼び込んだ。
東京ドームで行われた巨人×DeNAの試合、巨人の丸佳浩は、DeNAのバウアーから2点タイムリーで先制する。オコエ瑠偉が今シーズン初打点となるタイムリースリーベースを放つなどし5-0で巨人が快勝した。
名古屋 バンテリンで行われた中日×広島の試合、広島の小園海斗が2点タイムリースリーベースを放つなどし、広島が2-1で勝利した。
セ・リーグの順位表を紹介した。
埼玉 所沢 ベルーナで行われた西武×日本ハムの試合、西武は代打の外崎修汰がタイムリーを放ち終盤に追いつくが、水谷瞬のホームランで勝ち越される。長谷川信哉が逆転のタイムリースリーベースを打ち、3-2で西武が勝利した。
大阪・京セラで行われたオリックス×楽天の試合、オリックスは5回表に3年目の才木海翔がマウンドに上がり、得意のフォークで切り抜けると、中川圭太がタイムリーツーベースを放ち7-3でオリックスが勝利した。