アメリカ・アリゾナ州で自主トを開始した大谷翔平の投球フォームに変化がみられた。これまで大谷はランナーがいない状態でもセットポジションで投げていたが、自主トレではノーワインドアップに変更。壁当てやワイヤをつけてダッシュするなどフィジカルトレーニングをおこなっていた。日ハム時代のトレーナー・白水さんは「今のところ見た感じでは大きな制限がかかった動き方はしていない」と分析する。五十嵐亮太は「きれいなフォームでいいタイミングで投げられている」と評価した。ノーワインドアップはケガのリスクが少なくなる・投げるまでの時間を長く確保できる・出力が増し球威や球速アップにもつながるなどのメリットがあり、山本由伸も取り入れている。大谷の投手復帰についてロバーツ監督は「スプリングトレーニングでの投球プログラムの様子を見て、そこから判断する」とコメント。五十嵐は4月中旬には投球可能と予想した。