ロシア国防省は、ウクライナ北東部・ハルキウ州で「5つの集落を制圧した」と発表した。ハルキウ州知事によると、ロシアとの国境に近いハルキウ州のボウチャンシクとその周辺で11日、ロシア軍の攻撃により2人が死亡した。州内で2500人以上が避難しているとのこと。こうした中、ロシア国防省は11日、ハルキウ州の国境地帯にある5つの集落を制圧したと発表。一方ゼレンスキー大統領は「7つの集落近くで防衛作戦が継続している」とし、「ハルキウ州での兵力を増強している」と強調。ウクライナメディアは「ロシア軍には東部のウクライナ軍をハルキウ州に引き寄せようとする狙いがある」とのウクライナ軍高官の見方を伝えている。ハルキウ州知事のテレグラムより映像。