国連総会は軍事侵攻を続けるロシアに対してウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所からの撤退と原子力施設の安全確保などを求める決議案の採決を行い、日本や米国など99か国が賛成して採択された。一方、今回の採決でロシアや北朝鮮など9か国が反対、中国やインドなど60か国が棄権に回ったほか、20か国余りが無投票だった。ロシアによる軍事侵攻が長期化する中、ウクライナ側に停戦や和平交渉を求める動きも出ていて、今回の採決で国際社会の分断が改めて浮き彫りになった。
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