唐鎌さんの経済視点は「the sickman returns」。ドイツはメルケル政権のときに最大の輸出先として中国、ロシアにあまりにもベットし過ぎたのではないか?その反動がいま来ている。ドイツは最大の得意先である中国を失って、エネルギーの供給先であったロシアを失って、尚且つ脱原発を進めて、長期停滞入りをしてしまったことが最近言われている。ドイツ不調のままユーロ圏が好調になることはないと話した。大川さんの経済視点は「新NISA、意外な効果?」。来年からスタートする新NISA、積立額は現行の3倍。成長投資額は2倍ほど非課税額が拡大される。この枠を満額で利用した場合、一年で360万円。累積限度額が1800万円なので5年で到達する。積極的に資産運用を考えている投資家は、株価とETFの部分で年始から年前半ごろには狙った銘柄へ投資を開始して枠を消化する可能性が高い。個人投資家は高配当利回り株を好む。今後5年程度は年前半に配当利回り高い銘柄が上昇し易いという季節性が発生する可能性がある。それを先回りして年末までに高配当利回り株を仕込むというのも新NISAの需給を狙った面白い戦術なのかなと思うなどと解説した。