- 出演者
- 矢内雄一郎 片渕茜 平出真有 中原みなみ 唐鎌大輔 岡忠志 大川智宏
オープニング映像。
アメリカの8月の個人消費支出物価指数は、1年前から3.5%上昇した。エネルギー価格の上昇を背景に、伸びが2カ月連続で加速した。一方、コア指数(食品とエネルギー除く)は前年比プラス3.9%で、前月のプラス4.3%から伸びが減速した。
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- コア指数個人消費支出物価指数
9月のユーロ圏消費者物価指数は、1年前と比べ、4.3%の上昇となった。伸びは5か月連続で減速し、約2年ぶりの水準に低下したという。コア指数(エネルギー・食品・たばこ除く)はプラス4.5%で、前月から伸び率が鈍化している。
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- ユーロ圏消費者物価指数欧州中央銀行
UAW(全米自動車労働組合)は、労使交渉に進展がないとして、ストライキを行なった。GMとフォードの組立工場1か所ずつでストライキが拡大し、約7000人が加わり参加者は計約2万5000人となった。ステランティスは、交渉に一定の進展があったとして、見送りになった。
アメリカ議会の上下両院は、11月中旬までのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。成立したつなぎ予算は、野党・共和党の求める大幅な歳出削減や国境警備の強化を盛り込まず、与党・民主党に歩み寄った内容となった。つなぎ予算がバイデン大統領の署名で成立したことから、政府機関の一部閉鎖は回避されたという。ただ、つなぎ予算には、民主党が求めるウクライナ支援の予算は盛り込まれなかったほか、下院共和党トップのマッカーシー議長の解任動議がちらつかされるなど、引き続き混乱が続くことが予想される。
ニューヨーク原油先物相場の値動きを伝えた。プロスパー・トレーディング・アカデミーのスコット・バウアーCEOは「夏場にアメリカの原油需要は膨らんだが、今は落ち着きつつある。NY原油先物が100ドルを超えるとすれば、中東をめぐる地政学リスクの発生や、ハリケーンなどでアメリカの原油生産が止まったときだ。そうしたことがなければ、年内に100ドルは超えないだろう」などと話した。
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- プロスパー・トレーディング・アカデミー
プロスパー・トレーディング・アカデミーのスコット・バウアーCEOは「中国は世界第2位の経済大国だ。もし中国の製造業景況感や経済状況が悪化し続ければ、原油価格の上昇もいくらか収まるだろう。OPECプラスが供給緩和すれば、これも価格下落の要因になる。サウジアラビアなどが供給制限を12月より前にやめたり、年末に元の供給量に戻すと言い始める可能性はある。もしもの話だが、複数の経済指標で需要減速が見えれば、今の原油相場は買いが過剰なので、80ドル近辺まで瞬時に下落し得る」などと話した。
今日のゲストはみずほ銀行の唐鎌大輔さん、智剣・Oskarグループの大川智宏さん。
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- みずほ銀行智剣・Oskarグループ
斎藤さんのドル円予想レンジは148.50円~150.00円。注目ポイントは“為替介入があると考える理由”。ドル円は150円が視野に入っているレベル、日本の半期末も通過していることから日本の通貨当局も動きやすい状況であるのではないか、そういった意味でその対応に注意したいとのこと。また経済多作の5つ柱、口先介入の強度を測るスケール、外貨準備及びその他の外貨資産について説明、昨年は3回で合計9兆1880億円の介入を実施したと発表している、昨年と同程度の規模であれば3~4回はアメリカ国債の売却を伴わなくても介入に動けると推測されるなどと述べた。
10年国債の利回りを伝えた。
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大川さんの日経平均予想レンジは31700円~32100円。注目ポイントは“「業界3番手」の実力”。短期的な反転上昇が見込めそうだが、アメリカ株市場が下落していることと為替介入の警戒感などで上値は限定されるかもしれないとのこと。3番手とは東証33業種の中で時価総額が3番手という意味と話し、海外勢の買い越し局面では大型株が強い、騰落率は業界3番手が良好と説明、業界トップのパフォーマンスが低いののは巨大な海外ファンドはすで十分に保有している可能性が高いことが考えられるなどと話し、1位を独走する銘柄よりは1位を狙って追いかける側に注目するほうがいいのかなと思うなどと話した。
イギリス軍は現在、イギリスでウクライナ兵に対する訓練を実施しているが、さらなる支援に踏み込む可能性。スナク首相は、ウクライナでの訓練の可能性について「今すぐではない」と指摘し、「現在紛争が起きている国にイギリス兵を送ることではない」と述べた。シャップス国防相は、黒海経由の輸出について「国際水域のため海軍国家であるイギリスは支援し助言もできる」と協力を示唆した。
モルディブ大統領選の決選投票で、中国寄りの野党ムイズ氏が勝利した。インド寄りの現職・ソーリフ大統領は落選した。ヤーミン前大統領は資金洗浄などの罪で服役中だったものの、ムイズ氏の勝利で自宅に移送されたとのこと。
岸田総理大臣は、科学技術に関する国際フォーラムに出席し、生成AIについて「次の時代の科学技術の大衆化をもたらし、さらに便利な世の中が実現することを期待している」と述べた。
2日は、日銀が9月の日銀短観を発表。金融政策決定会合の主な意見を公表する。海外では、アメリカの9月のISM製造業景気指数に注目が集まる。3日、オーストラリア準備銀行が政策を発表する。4日、欧州中央銀行のラガルド総裁が講演する。アメリカでは、9月のADP雇用報告、ISM非製造業景気指数が公表される。5日、アメリカの8月の貿易収支と新規失業保険申請者数が公表。6日、国内では8月の毎月勤労統計調査が注目される。アメリカで雇用統計が発表される。