アメリカ議会の上下両院は、11月中旬までのつなぎ予算案を、賛成多数で可決した。成立したつなぎ予算は、野党・共和党の求める大幅な歳出削減や国境警備の強化を盛り込まず、与党・民主党に歩み寄った内容となった。つなぎ予算がバイデン大統領の署名で成立したことから、政府機関の一部閉鎖は回避されたという。ただ、つなぎ予算には、民主党が求めるウクライナ支援の予算は盛り込まれなかったほか、下院共和党トップのマッカーシー議長の解任動議がちらつかされるなど、引き続き混乱が続くことが予想される。
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