- 出演者
- 広内仁 佐藤真莉子 林田理沙 久保井朝美 吉岡真央
オープニング映像の後、キャスター陣が挨拶。
自民党の総裁選挙は、混戦もようとなっている。きょうも立候補に向けた動きが相次いでいる。ほとんどの派閥が解散を決めたが、誰を支持すべきか、情報交換する動きも出ている。10人以上の名前が挙がっている今回の自民党総裁選挙。街の人たちはどう見ているのか、政治に期待することについて聞いた。上川外務大臣は今日午後、岸田総理大臣と首相官邸で会談した。林官房長官は27日も表明する方向で調整が入った。高市経済安全保障担当大臣は近い議員が「推薦人について集まるメドがつき、来週中には決意表明があるのでは」と述べている。加藤元官房長官は二階元幹事長と会談した。野田聖子氏は二階氏と会談した。小林鷹之氏は都会政務調査会長と会談した。旧安倍派出身の議員約20人が今夜都内で会合を開いた。今回の総裁選に候補者として名前が挙がる議員に、旧安倍派の出身者は不在である。
東京千代田区の旧安倍派の出身議員らによる会合が開かれたホテル前から中継。会合は2時間余で終わった。党内の議員によると「派閥の指示がなくなり自分自身で考えなくてはならない」「派閥単位で動いているとみられると自民党は変わらないと批判されるのでは」などの声が聞かれた。自民党は政治とカネの問題などで厳しい目が向けられている。
立憲民主党の代表選挙について、昨日立候補を正式に表明した枝野前代表は政策について、AI関連の競争力強化のための支援を行うことを盛り込んでいる。今日はモンゴル人経営者と意見交換をした。立候補する意向を固めている泉代表はテレビ朝日の番組に出演し「候補者が出揃えばクリーンな政治や国民目線の改革をしようとしている姿を見てもらえるのでは」と述べた。立候補の要請に熟慮するとしている野田元総理大臣は今夜台湾から帰国し、代表選挙について「引き続き熟慮中」とした。長妻政務調査会長は次の代表について「フレッシュさも必要だが経験や胆力なども求められる」と述べた。菅直人元総理大臣が会長のグループ会合では、女性候補者の擁立を求める意見が出て、西村智奈美代表代行の立候補に期待する声があった。西村氏は会合で「熟慮が必要」などと述べた。長妻政務調査会長は「自民党総裁選のあとには衆院解散・総選挙とも言われているが、ボロが出る前解散でお茶を濁すことがあってはならない」と述べ、早期解散を牽制した。公明党は来月28日に党大会の開催を決め、8期目の任期が満了する山口代表が続投するかが焦点となる。
アメリカ大統領選挙について、民主党大会3日目、野党・共和党支持者が相次ぎ登壇し、共和党員でもハリス氏に投票するよう呼びかけた。最後に副大統領候補としてハリス氏とともに戦うウォルズ氏が演説し、トランプ氏からの脱却を訴えた。白人労働者層の支持拡大などハリス氏を保管する役割が期待されている。高校教師時代にアメフトのコーチを務めている。党大会の期間中、シカゴには全米から約5万人が集まるとされる。無所属での立候補を表明しているロバート・ケネディ・ジュニア氏が「今後について23日に演説する」と陣営が発表した。
米国・民主党大会が行われている米国・シカゴから佐藤キャスターが報告。シカゴでは、ハリス旋風と言っていいほどの熱気を感じるが、これが盤石な支持につながるのかどうか。激戦州の1つ、米国・アリゾナ州で取材をするとまた違った側面も見えてきた。前回の大統領選では、約1万票の僅差で民主党が勝利した激戦州で、今回の大統領選挙でも鍵を握るとされている。今月上旬、ハリス氏は州内で選挙集会を開催し、レストランを訪問して客や従業員たちと交流。実際にハリス氏と話をしたという店主に大統領になってほしいか?と質問すると「まだ投票先を決めていない。これから出てくる提案とどんなテーマに取り組むかで判断する」と語った。支持する政党はないと話す客もハリス氏への投票は決めかねているという。多くの人に話を聞く中、物価高に対する不満の声が聞かれた。米国では近年、食品価格や住居費など、生活に欠かせないコストが上昇。インフレ率はピーク時の約3分の1にまで低下したが、物価高は依然として国民の負担となっている。経済への関心の高さは、民主党の選挙活動を行う人たちの意識にも影響を及ぼしている。さらにメキシコと国境を接している米国・アリゾナ州ならではの声も。これまで移民に寛容な政策を進めてきた民主党。しかし、法的な手続きをせずに入国を試みる人が急増し、有権者の反発を招いた。バイデン政権では今年6月、一転して国境の管理を強化。従来の方針は揺らいでいる。ハリス氏は9日、アリゾナ州での演説で「今の移民制度に問題があるのは理解しているが、修正するために何が必要かもわかっている。強力な国境警備と市民権獲得の道筋を含む包括的な改革」と述べた。アリゾナではハリス氏の経済政策をしっかりと見極めたいという声が予想以上に多く聞かれた。国境の町だけに、民主党の移民政策というのも厳しい目で見られている。こうした見方は伝統的に民主党の支持基盤とされてきたヒスパニック系の人たちの間にも広がっている。ヒスパニック系市民団体・幹部は「ハリス氏が我々の生活を改善してくれると信じているが、ヒスパニック票は(民主党にとって)当たり前のものではなくなっている」と語った。これから投票先を決めるという人たちは、ハリス氏だからこそできることを知りたいと繰り返し話していた。ハリス氏は物価高や移民政策など、現政権の課題とされてきた部分も引き継ぐことになる。そうした課題に対してどのような解決策を示すのか、あすの受諾演説でどんなことを話すのか、しっかりと見ていくべきだとした。
18日、福岡市でチャイルドシートを使っていなかった2人の子どもが、着用していたシートベルトに腹部を強く圧迫されて死亡するなど、体の小さい子どもの事故が相次ぐ中、JAF(日本自動車連盟)は、チャイルドシートを使うよう呼びかける対象を、これまでの身長1m40cm未満の子どもから、1m50cm未満に拡大することを決めた。同様の見直しはほかの団体にも広がっている。
米国の中央銀行に当たるFRB(連邦準備制度理事会)が、先月開いた会合の議事録が公表され、大多数の参加者が、「今後の経済指標が予想どおりであれば、次回9月の会合で利下げすることが適切になるだろう」という認識を示していたことが分かった。米国では失業率が先月まで4か月連続で上昇するなど、景気減速への警戒感も出ていて、市場ではFRBが来月の会合で利下げを始めるという見方が強まっている。
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ドジャース・大谷翔平はここまでホームラン39本、盗塁38をマーク。この日も1番で出場し、39個目の盗塁を決め、40−40までホームランと盗塁、ともにあと1つとする。ドジャースは4連勝で2位とのゲーム差を4に広げたという。
レッドソックス・吉田正尚はアストロズ戦に出場。サイ・ヤング賞を3回とっているバーランダーと対戦。吉田正尚は今シーズン初盗塁を決め、チームの2連勝に貢献した。
右肩の炎症で離脱しているチームメートのドジャース・山本由伸投手が、実戦形式の投球練習を行った。山本投手は監督なども見守る中、2回目となる実戦形式のマウンド。最速約154キロをマークするなど、順調な回復ぶりを示した。次回も同じ形式で投げる予定で、その後はマイナーリーグで登板し、来月の復帰を目指す。山本投手は「9月に(大リーグで)投げると思う。ひとつずつ順調に階段を進んでいる」と語った。
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夏の全国高校野球、あすはついに決勝。東東京・関東第一高校と京都・京都国際高校が、いずれも初優勝を目指して対戦。初の全国制覇まであと1勝。あすの決勝に向けて調整を行っている。関東第一はバッティングを中心に、1時間半ほど軽めの練習。京都国際の左投げの投手を想定。4番・高橋徹平主将は、力強いスイングを何度も見せていた。高橋主将は「一戦必勝で目の前の試合に集中したい」とコメント。京都国際も1時間半ほどの練習。エース・中崎琉生投手と防御率0.00の2年生・西村一毅投手は、投球練習は行わず、肩のストレッチなどを入念に行った。中崎投手は「チームの皆を信じて投げ抜きたい」とコメント。勝てばいずれも初優勝。決勝はあす午前10時開始。
ことしの甲子園もさまざまな好プレーが生まれている。その1つがきのう関東第一高校が9回裏に決めた、劇的なバックホームだった。その直後からSNSで話題になっているプレーがある。28年前の同じ日、甲子園の決勝戦で生まれた奇跡のバックホーム。当事者の新たな証言からチームワークによって生まれたことが明らかになった。1996年、夏の甲子園決勝:松山商業×熊本工業の対戦 。三塁ランナーがホームを踏めば、負けが決まる場面でライトに投入されたのが矢野勝嗣さんで奇跡のバックホームを演じた選手。代わったばかりの初球、この日の最大瞬間風速は9mを超えで打球を押し戻した。矢野さんは現在、地元のテレビ局(愛媛朝日テレビ)に勤めている。初めて奇跡のバックホームの真相を語ってくれた。なぜホームが見えない中でバックホームができたのか、それをひもとく写真が、松山商監督(当時)・澤田勝彦さんの家に残されていた。ライトで矢野が送球する際にセカンド、ファースト、キャッチャー、更に送球が逸れた場合に備えてピッチャーまでが一直線に並んでいた。繰り返し仲間と練習してきた成果が土壇場で現れ、矢野さんは、チームワークが奇跡のバックホームにつながったと明かした。45歳になった矢野さん、甲子園で戦ったメンバーと今も交流が続いているという。
巨人対広島。巨人は先発の戸郷翔征投手が9回途中まで無失点に抑えるも、土壇場で同点を許す。さらに延長に入り、リリーフの投手が打ち込まれて勝ち越しを許した。巨人は1対2で広島に逆転負け。
阪神対ヤクルト。阪神は1点を追う8回に大山悠輔選手のホームランで追いつくも、9回に投手陣が3点を献上してヤクルトに2対5で敗戦。3連勝とはならなかった。
DeNA対中日。DeNAはリリーフ陣が打ち込まれ、中日に8対9で敗戦。連勝ストップとなった。
ロッテvs日本ハム。ロッテは先発の佐々木朗希投手が6回4失点と粘れず。打線はあと一本が出ず、日本ハムに3対4で敗戦。日本ハムとの直接対決で3連敗となった。
西武vsオリックス。西武は5回、ガルシア選手の来日初ホームランで先制。しかし7回に同点に追いつかれ、10回のサヨナラのチャンスでも源田壮亮選手が凡退。試合は現在も続いている。