中国・習近平国家主席は現地14日の昼過ぎ、ペルー・リマの空港に到着した。アメリカ・バイデン大統領は16日に習主席と首脳会談を行い、アメリカ政府高官によると、ウクライナ情勢を巡って北朝鮮の兵士らがロシアに派遣されていることに深い懸念を表明する予定だという。来年1月にトランプ政権が発足するため、バイデン大統領にとっては習主席との最後の会談となる見通し。今回のAPECはアジア太平洋地域の成長のための貿易や投資などがテーマとなっていて、現地ではこれに合わせて、中国の国有企業などが手掛ける港の開港も予定されている。