昨日行われた東京マラソンに義足を付け出場したウクライナ人のロマン・カシュプルは先月29日に来日し調整を行ってきたという。走る目的はウクライナへの支援を集める事と5時間53分の自己ベストを更新する事だった。スタートの直後から共に義足を付けて出場したウクライナ人のユーリ・コズロフスキーと沿道に向かって支援を呼びかけていた。18キロ地点の浅草雷門では初めての日本を楽しむ事も忘れずスマートフォンで記念撮影し周囲の声援に答えながら走っている。レース開始から4時間が経ち37キロ過ぎの田町の折り返し地点ではウクライナ国旗をアピールしながら走っていた。無事に走りきったカシュプルのタイムは4時間50分02秒で自己ベストを1時間以上も更新。カシュプルは「プロジェクトについて多くの人に知って貰う事が出来たと思います」などと思いを語っている。