ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダル、リオ五輪銅メダルの松本薫さんの解説。柔道男子66キロ級決勝での阿部一二三選手について「やっぱり最後は袖釣込腰。相手は研究しているがそれでも投げきってしまう」と話した。通常の袖釣込腰は襟と袖を掴んで投げるが、阿部一二三選手は両袖を持って投げるオリジナルの袖釣込腰。動く相手の手を制して投げる技術が高い。袖釣込腰を警戒した相手の重心が後ろに下がった瞬間に払い腰に切り替えるなど連続技のレパートリーも多く予測が難しい。松本さんは連続技について「モーションが全部いっしょなのでどうくるかがわからない」と話した。