フランス南西部にあるロンブリーブ洞窟。40日間、15人の男女が外に一切出ないで集団生活を行う。時計、スマホは持ち込み禁止。1000人以上の応募の中から14人が選ばれた。洞窟内に監視カメラを設置し30人もの専門家がモニターを通して実験を見守る。15人は生活スペースに着き実験がスタート。洞窟には1トンの食料と4トンの生活物資が置いてある。洞窟では自分の体のリズムに逆らわずに生活をする。お腹が空いたら食べ眠くなったら寝る。被験者は洞窟の通路にテントを張って寝る。その際、頭にセンサーを取り付け睡眠時間などを記録する。初日の夜は全員が同じくらいに寝始めた。2日目、被験者たちはだいたい同じくらいに起床した。共同生活では役割が決められている。2日目もほぼ同じリズムで3食をとり、就寝時間を迎えた。しかし看護師のエミリーが一度も姿を表していなかった。クリスチャンはエミリーのテントに様子を見に行くと、エミリーは眠くてずっと寝ていた。食事はそれぞれが自分の好きなものを作って食べる。空いた時間には読書やカードゲームを楽しんだり、ちょっとした運動もできる。2週間経過。3月27日はエミリーの誕生日。みんなでお祝いをしたが、この日は3月30日だった。被験者たちの体内時計は2週間ほどで3日も遅れていた。そしてこの頃から、それぞれの生活リズムが大きくズレはじめた。寝る時間も起きる時間もバラバラに。そして起きていてもテーブルにぐったりとふせる人が多くなった。24日目、会話の数もぐっと減り、精神状態が悪化。体長悪化を訴える者もではじめた。そしてたまに顔を合わせれば喧嘩をする始末。27日目、停電が起こった。解決策がみつからないまま24時間が経過。その時、停電が治った。被験者たちは喜び、一斉に元気を取り戻した。そしてなぜか生活リズムが再び揃い始めた。専門家によると、洞窟の環境に適応し始めたという。人間が極限の環境に適応する時、始めは新たな環境に興奮して元気。次に疲れて無気力、無関心に。そこを乗り越えて適応するという3つの段階がある。最終日、サポートメンバーがそのことを伝えにいった。
