きのう、ローソンゲートシティ大崎アトリウム店(東京・品川区)には備蓄米のおにぎりが並んだ。きのうから、ローソンは2021年産備蓄米を使用したおにぎり(塩にぎり、だしにぎり)を販売、価格は108円で通常より3割安い。ファミリーマートでも、きのうから備蓄米を使用した弁当4種類を通常より約100円安く販売している(期間限定)。農林水産省「スーパーでのコメの平均価格(5kgあたり)」によると今月14日~20日は3585円、9週連続で値下がりした。コメの平均価格は値下がりしているが銘柄米は前週比+3円で高止まりの状態となっている。スーパーセルシオ和田町店・久保田浩二は「銘柄米が軒並み5000円超の販売価格なので1番売れているのは備蓄米(3770円)」。この店舗では銘柄米が売れ残るため精米日から1カ月以上のコメは2割引きで販売している。
全国各地のJAでは、コメ農家に前払いする「概算金」をすでに発表しているところもある。JA高知県は南国そだち1等30kgあたり1万1350円(去年比+3600円)、JA阿蘇は一等米60kgあたり3万240円(去年比+8220円)で過去最高額となっている。概算金は、コメの流通価格にも影響する。宮城大学・大泉一貫名誉教授は「どこの農協も集荷力を高めたい。これだけ概算金が上ると2025年産も高いまま推移していく可能性が出てきた」と指摘。大泉名誉教授によると、今年は高温・水不足などの影響で収穫量の減少も考えられるため銘柄米の価格が下がるのは2026年産以降になる可能性もあるという。
全国各地のJAでは、コメ農家に前払いする「概算金」をすでに発表しているところもある。JA高知県は南国そだち1等30kgあたり1万1350円(去年比+3600円)、JA阿蘇は一等米60kgあたり3万240円(去年比+8220円)で過去最高額となっている。概算金は、コメの流通価格にも影響する。宮城大学・大泉一貫名誉教授は「どこの農協も集荷力を高めたい。これだけ概算金が上ると2025年産も高いまま推移していく可能性が出てきた」と指摘。大泉名誉教授によると、今年は高温・水不足などの影響で収穫量の減少も考えられるため銘柄米の価格が下がるのは2026年産以降になる可能性もあるという。
住所: 東京都品川区大崎1-11-1
URL: https://www.e-map.ne.jp/p/lawson/dtl/354488/
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