今や街のインフラとして欠かせないコンビニ、その空きスペースを活用した業界初の新たな試みが始まっている。ローソンなどは今月14日から実証実験を行っている駐車場での車中泊サービス。きょう報道陣に初めて公開された。千葉県の一部店舗で来年6月まで実施され、料金は1区画2500~3000円。キャンピングカーの国内保有台数はこの10年で2倍近くに増えた一方、車中泊を認めている場所は不足しているという課題も。ローソンは今回のサービスで新たな客を呼び込み、車中泊中のついで買いにつなげたい考え。ローソン新規サービス部・戸津茂人シニアマネージャーは「(利用者は)家族連れやペットが多い」とコメント。既に120件以上の予約があるという隙間ビジネス。コンビニと車中泊の相性の良さも人気の1つ。ゴミの処理やトイレの利用。いつでも従業員がいる安心感などコンビニの強みを活かせる他、駐車中はエンジンを停止する必要があるため、電源設備も完備。騒音などのマナーの呼びかけも徹底していくという。
住所: 千葉県富津市
