この日、ローマ教皇フランシスコは同じ飛行機に記者を乗せて公式訪問へと向かった。このとき向かったのは中東バーレーン。会場内では衛兵たちが警備体制を綿密に確認。こうしてバーレーン公式訪問は終わった。新兵・グレゴワールのこの日の仕事は出入り口の警備。まだこれ以上は任されていない。勤務は週に60時間ほど。年間、休みはわずか30に日。新兵の唯一の息抜きはパブで飲むことだった。しかし飲むのはビール1杯だけ。1506年、ユリウス2世がスイス人兵士を傭兵として雇ったのが始まり。以来500年以上スイス衛兵がローマ教皇を護衛してきた。8か月ほどたった5月6日、新兵たちは一人前の衛兵となる宣誓の儀式を迎えた。こうして36人の新たなスイス衛兵が誕生した。
