けさのゲストはロールシャッハ・アドバイザリーのジョセフ・クラフトさんと、株価などの見通しは野村證券・池田雄之輔さん。アメリカの小売売上高の評価について池田さんは「注目点は2つ。アメリカの個人消費がどれくらいのペースになっているのかということで、アトランタ連銀が推計しているものがあるが、小売統計が出てくるまでは2.8%だった。これが発表されたものを織り込んでプラス2.5%と前期比より少し落ちた。ですので思ったよりはやや弱めなんですが、もう1つの注目点が弱かった時にどういう株価反応になるのかということ。つい最近までアメリカはどちらかと言うとオーバーヒート気味というか、インフレの方が気になっていたので、指標は齢に越したことはない。弱ければ弱いほど株価が喜ぶという天邪鬼な反応を示していたんですが、今回はやや弱くマーケットも大喜びはせず比較的冷静な反応だったので、インフレに対する警戒が落ち着いてきているという証拠だったんじゃないかなと思う」などと話した。
このあとはきょうのマーケットを展望する。上値の重い展開が続く日本株が秋以降は上昇相場となる可能性が高いという。その理由をゲスト・池田さんが解説する。
このあとはきょうのマーケットを展望する。上値の重い展開が続く日本株が秋以降は上昇相場となる可能性が高いという。その理由をゲスト・池田さんが解説する。