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「ワシントン大聖堂」 のテレビ露出情報

トランプ次期大統領がデンマークの自治領・グリーンランドについて「アメリカが所有すべきだ」とした主張の波紋が広がり続けている。デンマークの首相はトランプ氏と会談する意向。9日にワシントンでカーター元大統領の国葬が行われた。バイデン大統領の他、クリントン元大統領やブッシュ元大統領などここ30年余りにわたってアメリカを率いてきた歴代の大統領が一堂に会する場となった。トランプ次期大統領はオバマ元大統領とにこやかに会話を交わしていた。
トランプ氏はデンマークの自治領・グリーンランドの周辺で中国やロシアが活動を活発化させているという認識を示し、「アメリカが所有すべきだ」と主張している。9日にデンマーク・フレデリクセン首相は与野党の党首を集めた緊急の会合を開いた。グリーンランドの買収には応じないとする方針などを改めて説明したものと見られ、トランプ氏との会談を大統領就任後に実現させたいと述べた。トランプ氏の発言にはロシアも反応し、推移を注視していく構えを見せている。一方、今月トランプ氏と会談するなど関係強化を図っているイタリア・メローニ首相は、発言について中国などをけん制する狙いがあるとの見方を示した。
あと10日に迫ったトランプ氏の就任式。中国・習近平国家主席を招待していたが、英メディアは「習主席は出席を見送る」と報じた。一方で高官を特使として派遣すると政権移行チームに伝えたということで、高官出席となれば前例のない対応になるという。英メディアは「トランプ氏が関税を引き上げる方針を示す中、中国は軋轢を軽減しようと必死」だと指摘している。そして日本では政権の交代に伴って離任するエマニュエル駐日大使が会見。中国やロシアの脅威に対応していくために、同盟国や同志国との連携をさらに深めていく必要があると強調した。一方で「トランプ次期大統領がアメリカをどのような方向に導いていくと思うか」という質問に対しては直接の回答を避けた。

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