NATOの首脳会議。米国・バイデン大統領は先月のテレビ討論会で受け答えに安定さを欠き、秋の大統領選挙からの撤退を求める声も上がる。演説について、米国のメディアはおおむね好意的に伝えている。ただ、与党民主党の一部の議員は依然として撤退を求めるなど、足並みの乱れは解消していない。トランプ前大統領は「バイデンに大統領職が務まるか世界中に証明できるよう今週再び討論しよう」「いかさまジョーに18ホールのゴルフ対決を正式に申し入れる」とコメント。バイデン陣営は「悪ふざけにつきあっている暇はない。米国を率い、自由世界を守るのに忙しい」とはねつけた。
一方、NATOの首脳会議の主な議題はウクライナ支援。アメリカはパトリオットなど防空システム5基をドイツなどと供与すると明らかにした。アメリカ訪問中のゼレンスキー大統領はトランプ氏が大統領に返り咲いた場合について質問されると「対ウクライナ政策が変化しないことを願う」と述べた。NATO首脳会議は10日から首脳らによる協議が本格的に始まり、ウクライナ支援の強化で合意する見通し。
一方、NATOの首脳会議の主な議題はウクライナ支援。アメリカはパトリオットなど防空システム5基をドイツなどと供与すると明らかにした。アメリカ訪問中のゼレンスキー大統領はトランプ氏が大統領に返り咲いた場合について質問されると「対ウクライナ政策が変化しないことを願う」と述べた。NATO首脳会議は10日から首脳らによる協議が本格的に始まり、ウクライナ支援の強化で合意する見通し。