日本時間今日未明、米国・バイデン大統領が選挙戦から撤退すると声明を発表。米国メディアも一斉報道。バイデン大統領は29歳で上院議員に初当選。2009年から8年間オバマ元大統領の副大統領を務めた。2020年でトランプ氏に勝利し米国大統領に就任。トランプ氏の米国第一主義から大転換、パリ協定に復帰するなど国際協調を重視する姿勢を取った。一方でウクライナへの巨額軍事支援、イスラエルが続ける戦闘への対応をめぐり国内から厳しい目が向けられた。今年から高齢への不安も指摘された。先月のテレビ討論会では言葉に詰まる場面が目立ち、NATO首脳会議ではウクライナの大統領をいい間違えた。民主党系の政治団体がバイデン大統領に撤退を求めるテレビCMを開始。米国・ホワイトハウス前では撤退を求める民主党支持者による集会も行われた。