日本時間のきょう午後発動されるトランプ政権による相互関税。日本には24%の追加関税が課される。石破総理は一昨日トランプ大統領と電話会談を行ったが、トランプ大統領は「恒久的な関税もあり得るし交渉もあり得る」と述べるとともに各国に交渉を呼びかけた。石破総理はアメリカとの交渉役に赤沢経済再生相を指名した。一方アメリカ側とキーマンとなるのはベッセント財務長官とUSTRグリア代表。和牛をアメリカに輸出する企業は「複数件キャンセルがきている」と明かした。今後の見通しについては「香港やヨーロッパなどに少しずつシフトしながら提案せざるを得ない」としている。一方、中国はアメリカの相互関税34%に対し対抗措置として34%の追加関税を課すと発表。これに対しトランプ大統領は撤回しなければさらに50%の追加関税を課すと警告、中国側も「とことんまで付き合う」としていて対立が激しさを増している。