アメリカと中国は貿易協議の結果、互いに課している追加関税を115%引き下げることで合意した。新たな関税率は今月15日までに適用される予定。スイスで行われたアメリカと中国の貿易協議を受けて、両政府が共同声明を発表。今回の協議はトランプ政権の2期目が始まって以来、米中の高官レベルでの初の対面形式の交渉となった。アメリカのベッセント財務長官は2日間の協議を前に大きな合意よりもまずは緊張緩和だと期待値を下げようとしていた。トランプ大統領も中国に関する関税は80%が正しいように思えるとSNSで投稿していた。さらにトランプ大統領は合意を勝利として見せようとしており、関税の引き下げ幅が明らかになる前に完全なりセットに向けて有効的・建設的な協議が行われたと述べた。今月14日までに両国は関税を引き下げることになっており、それまでに合意の詳細が明らかになると思われる。