アメリカの首都ワシントンでは軍事パレードが行われている。先ほど始まったばかりで現地では戦車、装備品などの数々の兵器が行進している状況。現地からテレビ朝日ワシントン支局・箕輪が伝える。現地では小雨が降ってきて、雷雨の予想もあった。トランプ大統領は事前に自身のSNSで雨でも晴れでも軍事パレードは実施すると投稿していた。パレードの観客待機列の一番前にいた人に話を聞いたところ「トランプ大統領を生で見ることが楽しみだ」と話していた。2km離れた位置にある公園では抗議集会が行われていた。退役軍人が集まり「トランプ大統領が軍隊を私的に利用している」と話す人の声も聞かれた。アメリカ陸軍創設250年を祝う行進。34年ぶりの軍事パレードで、現地6月14日がトランプ大統領の誕生日にあたる。このタイミングで全米2000か所以上で抗議デモが計画されている。小競り合いになりそうな場面もあり、現場周辺は緊張感が漂っている。抗議集会やデモではトランプ政権そのものに否定的な立場の人たちや軍事パレードを否定する抗議もあった。ワシントンでも中心地と少し北に離れたエリアで全く意見の異なる人たちが集まり合っているということが同じ時間で確認できた。