トランプ大統領は8日、アメリカに輸入する銅に対し50%の関税を課す方針を表明。トランプ大統領は2月に防衛装備やインフラなどに必要な銅や銅製品について「国外への依存度が高まっている」として、銅に対し関税を課すべきか検討するよう指示をしていた。銅に対する関税が発動されれば、自動車や鉄鋼・アルミニウムに続く分野別の関税となる。また、医薬品についても、メーカーに対しアメリカに製造拠点を移すため、1年から1年半の猶予期間を与えた上で、「200%といった極めて高い水準の関税を課す」と表明。これに先立ちトランプ氏は、来月1日に延長した相互関税の上乗せ分の停止期限について、「関税の徴収は8月1日から始まる。延長は認められない」と自身のSNSに投稿し、期限を延長しない考えを強調した。