外国為替市場では今週、約3か月ぶりに一時1ドル=153円台まで円安ドル高が進み、G20の財務相・中央銀行総裁会議では「為替レートの過度な変動や無秩序な動きは、経済および金融の安定に対して悪影響を与える」というこれまでの認識が再確認された。加藤財務大臣は閉幕後の会見で、「為替の急変動に注意すべきだ」と主張したことを明らかにした。また加藤大臣は24日、米国のイエレン財務長官と会談し、ロシアへの制裁やウクライナ支援のほか、外国為替市場についても意見を交わし、為替の動向について日米で緊密に意思疎通を図っていくことで一致した。