ペナルティのワッキーは、2020年・47歳の時、中咽頭がんのステージ1と診断された。30回以上の放射線治療と3回の抗がん剤治療を受けて退院した。診断から4年となった現在再発はないが、味覚が分かりづらい・唾液が出づらいという放射線治療の後遺症が出ているという。味覚は5~6割ほどの味しか感じられず、食べるほどに味がわからなくなるという。唾液は、普通の人の3割ほどしか出ないという。しゃべっていると、すぐに喉がかわき、お笑いの舞台でもかみやすくなるという。体力も以前より落ちたという。主治医からは、後遺症の経過は個人差があるが、戻っても90%までが限界だと言われたという。特攻隊員から母と慕われた女性の半生を描いた舞台「Mother」で、ワッキーは俳優兼プロデューサーとして携わる。最近では、企業向けの講演会などでがん闘病体験を語っている。ワッキーは、病気で諦めかけているひとに、勇気を与えたいなどと話した。