森の中にある小さなお堂「サーン・チャオポー・カオヤイ」の中にはゾウの置物がたくさんある状態だった。タイではゾウは神聖な動物とされ王の権威を示す象徴でもあった。3日に1度はゾウが現れるとされるワンミー地区では「野生ゾウに注意」と書かれた看板が設置されている。カオヤイ国立公園と隣接しており7700人ほどが暮らしている。村人が毎日見回っている。ゾウは国立公園の中からでてきて村の方へ食べ物を探してやってくるという。畑が踏み荒らされることはあるが村人は見守ることしかできず、また家の敷地内にも入ってくることがあるという。対策はいち早く村人に伝えること。村人はゾウを敬い共存してきた。