かつて塩はポーランド経済を支える大きな柱の一つだった。16~17世紀にかけての最盛期には年間3万トン以上を採掘したと言われている。クラクフ歴史地区はいくつもの戦火を逃れ中世の町並みがそのまま残っている。歴代の王が居住してきたヴァヴェル城には王宮や聖堂が作られている。ポーランドは採掘量を増やしていくにつれ、比例するように領土を拡大していった。14~16世紀、国の収入の3分の1が岩塩によるものだった。
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