ロシアによるウクライナ侵攻の終結協議を巡り、ウクライナ・ゼレンスキー大統領は20日、アメリカ政府高官と会談した。アメリカとウクライナを巡ってはトランプ大統領が19日、ゼレンスキー大統領について「選挙のない独裁者」と批判するなど両国の亀裂が目立っていた。こうした中、トランプ政権でウクライナ特使を務めるケロッグ氏は20日、ゼレンスキー大統領と首都キーウで会談を行った。ゼレンスキー氏はSNSで「私たちは戦況や効果的な安全保障について協議した。世界中の誰もがアメリカとの関係の成功を必要としている」と述べた。会談後には共同記者会見が予定されていたが、アメリカ側が拒否して行われなかったという。