いま人手不足の業界で筋肉が躍動。マッチョが活躍する現場を取材した。愛知県一宮市にある障害者福祉施設「生活介護atto」で介護士として働く立見北斗は、アマチュアのボディビルコンテストの全国大会での優勝経験もある。マッチョ介護士は、施設を運営する会社「ビジョナリー」が8年前から採用枠の1つとして設けたもの。立見は去年転職し、それまでの7年間は海上自衛官だった。背景にあるのは介護士の人手不足。ビジョナリー・丹羽悠介社長は「介護福祉の面白さややりがいをうたうより、とにかく会社を目立たせることをやろうと思った」と話した。全国28の事業所で約30人のマチョが介護士として働いている。話題となり筋肉自慢以外からの応募も増加。ビジョナリーでは人事や社長との面談、ボディビルの大会成績など一定の条件をクリアすれば、1日2時間のトレーニングが勤務時間に含まれる。大会の成績に応じてボーナスも支給される。今後は海外にも広めていきたいそうだ。
