低体温症に注意が必要である。避難所で十分な暖房がない場合、お年寄りを中心に低体温症の危険性があると専門家は指摘している。ふるえや反応が悪いなどの兆候がある場合は病院に搬送するようにする。対策は防寒の服を着用する、乾いた衣類を重ね着するなどがある。車中泊の注意点は一酸化炭素中毒やエコノミークラス症候群である。ガレージなど閉鎖された環境でエンジンをつけていると排気ガスの一酸化炭素を吸い込む恐れがある。長時間狭い車内で足を曲げた状態で過ごすと足に血栓が生じやすくなる。予防するには定期的に歩く、トイレを我慢しないなどがある。暖をとるため炭や練炭を焚いたり発電機を使用するのは一酸化炭素中毒の危険が高まるため避ける。停電しているとガス警報器が動いていない可能性がある。