海上保安庁の保安官が救助の技能や災害現場の状況を適切に伝える技術を競う大会が鹿児島市で行われた。大会は鹿児島市七ツ島で行われ、鹿児島、宮崎、熊本の3県の周辺海域を管轄する第10管区海上保安本部所属の海上保安官およそ60人が参加した。大会は4月の部門で行われ、このうち災害広報の部では参加10人がヘリコプターに乗っているという想定で行われ、9年前の口永良部島の噴火の様子を上空から撮影した映像に合わせてナレーションの分かりやすさを競った。きょうの大会の上位の入賞者は来月横浜市で行われる全国大会に出場する。