激しく降る横殴りの雨。今日も日本海側を中心に大気が不安定となっている。福島・郡山市ではゲリラ雷雨が発生。昨日、平年7月のひと月分に匹敵する211.5mmの雨が降った島根・出雲市。市内の県道では大規模な土砂崩れが発生。大きく道路が崩落した現場では、土砂が海まで流れ込んでいた。周囲の木々もえぐられるように崩落したとみられる。この影響で帰宅ができなくなった住民のために避難所が設けられた。寸断された道路の先にある集落が現在、孤立状態となっている。秋田・横手市でも土砂降りに。梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、東北から九州で大気の状態が非常に不安定になり各地でゲリラ雷雨が発生した。午前9時20分ごろの石川・七尾市の映像では、目の前を流れる川の水面も横殴りの雨と風で波打っていた。午後1時過ぎの福島・湯川村では、激しい雨に加え強い風も吹き荒れ、田んぼの稲が風であおられていた。日本海側で大雨が続く一方、このあと関東でも帰宅時間帯にかけてゲリラ雷雨に注意が必要。