番組では能登半島地震で被災しながらも避難所の様子をSNSで発信し続けた若者を取材した。石川・七尾市で被災し避難所生活を余儀なくされた当時大学4年生だった中村斗星さん。避難所では人手が足りず、トイレ掃除、水の運搬等、生活に必要なことは避難者らで分担し行っていたという。そんな中、中村さんはSNSで今の避難所の状況や欲しい支援物資の発信などを行った。SNSを利用したことで直接支援者とつながることができ、支援の輪が広がった。避難生活が長引くと時間の経過につれて必要な支援も変化していった。SNSを使えば、そうした情報をすぐに発信することができる。中村さんは「直接支援者に伝えられるのでタイムリーに欲しいものを届けてくださった。受け身だとやっぱりダメかなと思った」と話した。
