減ってきている銀行業務が窓口業務、外訪、増えてきているのはIT・デジタル領域、法人向け融資M&A、富裕層向け資産運用で即戦力人材を採用する必要が高まっている。三菱UFJ、三井住友、みずほ3メガバンクでは中途採用が増加、約43%が中途採用だという。菅井さんは「転職が活発になり生涯銀行に勤めたいという意識が薄まっている。従来の叩き上げ、生え抜きといった企業文化や風土を行員に根付かせるのはより難しくなってきている」と話す。元メガバンク支店長・菅井敏之氏は「もう一度生まれ変わっても行員の仕事をしたい。お金の困りごとは過去も今も未来もあり、銀行は困りごとを解決する。銀行はやりがいがある仕事、ぜひ志を失わないで全うしていただきたいと強くメッセージとして伝えたい」などと話した。