松下奈緒の憧れの朝ご飯は、神戸北野ホテルの「世界一の朝食」。神戸・北野エリアはレトロな洋館が立ち並ぶ異国情緒溢れる街。世界一の朝食の秘密を教えてくれるのが、神戸北野ホテルの総支配人・総料理長の山口さん。神戸北野ホテルは“都市型オーベルジュ”という食べるために泊まるホテル。宿泊された方のほぼ全員が朝食を食べる食に重きを置いたホテル。ホテルには30の客室があり、一部屋ごとにデザインが異なる。夕食は山口シェフ自慢の料理をいただきオーベルジュを心ゆくまで満喫できる。朝食でいただける「世界一の朝食」。シェフがフランスで感動した食の世界を日本のみなさんに味わってもらいたくて出しているという。師匠のベルナール・ロワゾーさんが考案した朝食で、世界で最も権威があると言われるホテル・レストランの協会から世界一であると認められた朝食を神戸で再現することを正式に許されたもの。パンだけでも6種類。中でもオススメはクロワッサン。おすすめの食べ方は、一口食べてアイたところに自慢のジャムを付けて食べると新しい食の世界が広がるという。ジャムもこだわっていて、砂糖をキャラメル化させない、新鮮な果実の味がそのままお客様の口の中に入るイメージ。神戸発の世界一の朝食を伝えたいので、地元の食材に拘っている。シェフの料理人としてのこだわりが、お客様の知らないものを伝えることが大きな役割だと感じている。そのこだわりから生まれたメニューが「飲むサラダ」。生のサラダがないフランスの朝食を表現するために試行錯誤したという。