小崎直裕氏は1969年、妻のあきこさんは70年代の生まれで、当時のアメリカの家に憧憬を抱いていた。直裕氏はクリント・イーストウッドが出演した「マディソン郡の橋」に登場する家を再現したかったといい、町工場やゼネコンで施工管理などの業務を経験。35歳の時に大工へ転身し、自宅の素案をデザイン。友人の一級建築士が図面に起こしてくれたという。屋根で覆われた玄関デッキはカバードポーチと呼ばれ、仕事から帰ってきた時、ベンチで一息つくという。直裕氏はあきこさんから背中を押され、アメリカで建造物を見たり、職人からレクチャーを受けた結果、1ヶ月でカバードポーチを完成させてしまった。多雨の日本では扉を内開きにすると雨が入ってしまうため、基本的に外開きが特徴。だが、カバードポーチがあることで、内開きでも雨が入らない。
木製の窓枠もクリント・イーストウッドが出演した「マディソン郡の橋」を再現したという。暖炉はあきこさんのリクエストで、「アメリカの一軒家には必ず暖炉がある」などと語った。銀婚式のお祝いということで、直裕氏1人で完成させたかったという。キッチンにはオーブン付きのガス台がほしかったといい、あきこさんは手作りのピザをなすなかにしに振る舞った。
木製の窓枠もクリント・イーストウッドが出演した「マディソン郡の橋」を再現したという。暖炉はあきこさんのリクエストで、「アメリカの一軒家には必ず暖炉がある」などと語った。銀婚式のお祝いということで、直裕氏1人で完成させたかったという。キッチンにはオーブン付きのガス台がほしかったといい、あきこさんは手作りのピザをなすなかにしに振る舞った。