気象予報士・矢澤剛が解説。早咲きの桜として知られる河津桜の開花が遅れている。冬の”2度の強烈寒波”で気温が低くなったことにより開花が遅れているとみられる。桜の開花の遅れは全国各地で起きている。きょうの東京の気温は12.7℃で3月上旬並みだったが、この先は右肩上がりとなり、日曜日には22℃とGW並みに。今週の暖かさで一気に開花も進んでいくとみられる。一方でソメイヨシノは600度の法則というものがある。2月1日からの最高気温が足して600度で”開花”。東京の最高気温は合計284.5度。来週の気温は急降下しそうだ。13日まで計506.5度。2月20日時点で桜の開花予想は東京で3月21日。東日本~北日本は平年よりも早い。ただ西日本はこの先も気温が低い予想で遅れてしまう可能性が。