多くの市販薬には抗ヒスタミン薬という薬が入っている。これはアレルギー反応を抑えるもので、くしゃみ、鼻水、目のかゆみには良く効くが、鼻づまりに対しての効果はイマイチ。鼻づまりは直接的なアレルギー反応ではなく鼻の血管の炎症であるため。鼻づまりには血管の延焼を抑える血管収縮剤が効くという。市販薬で鼻づまりの表記が目立つものには血管収縮剤が入っている場合が多いとのこと。抗ヒスタミン薬は2種類あり、第一世代が眠くなりやすくはやく効く、第二世代が眠くなりにくくゆっくり効き、これはパッケージで見分けることができるという。パッケージに第2世代と表記してあったり眠くなりにくいという表記がある。第1世代の見分け方についてみずいろ薬局薬剤師・三浦輝久さんによると「クロルフェニラミン・ジフェンヒドラミンが箱の浦に書いてあれば第一世代」だという。花粉症の薬は発症前から服用すると、発症後に飲み始める場合に比べて辛い症状が出ないで済む。