存在感を増す女性皇族だが大きな課題もある。現在皇室を構成する人数は17人で、そのうち女性皇族が12人と公務の多くを女性が担っている。しかし一般人と結婚した女性皇族は皇室を離脱することになる。皇族の減少について専門家は、公務が減ることで皇室に対する無関心につながる可能性があるなどと指摘した。こうした中で皇室を身近に感じてほしいと独自に活動されているのが三笠宮家の彬子さまで、公務のほかに私的な活動として心游舎という団体を設立し、日本文化に触れてもらうイベントなどを開かれている。彬子さまは皇室の存在を大切に思ってくれるのであれば自然に残っていくもので、皆が理解してくれるような行動をしなければいけないなどと話された。