EUの気象情報機関が発表したグラフでは、ことし4月地球の海面水温の平均は21.04.℃となり20年前と比べて0.54℃上昇した。三重大学・立花義裕教授は「海は大気中の熱エネルギーを吸収するので地球温暖化が進むと海水温も上昇する」「海水温が上がったことで海がCO2を吸収しきれなくなった」「東北まで海水温が高いので梅雨時は西日本だけでなく北日本にも災害級の大雨が降る可能性がある」「海水温が高いと台風も強力になる」としている。気象庁は「エルニーニョ現象は終息に向かい、ラニーニャ現象が発生する可能性が高い」と発表。ラニーニャの年は日本の夏は例年より暑くなる傾向がある。