客の迷惑行為などのカスタマーハラスメント、いわゆる「カスハラ」を防ごうと、50万円以下の罰金など罰則を盛り込んだ条例がきょう、三重県議会で可決・成立した。カスハラを防止するための条例は全国で成立しているが、罰則付きの条例が成立するのは三重県が初めて。きょう開かれた三重県議会の本会議は、カスハラを防止するための条例としては全国で初めてとなる罰則付きの条例案の採決を行い、全会一致で可決・成立した。条例では、既存の法律などで対応できないカスハラ行為を「特定カスハラ」と定義していて、正当な理由なく長時間または繰り返し金銭や物品を要求することや謝罪や面会を要求することなどがあげられている。こうした行為をした人に対して、知事が禁止命令を出しても従わない場合、50万円以下の罰金や30日未満の拘留などを課すとしている。カスハラを防止するための条例は東京都や北海道や群馬県など全国で成立しているが、罰則付きの条例が成立するのは三重県が初めて。
