岩手・陸前高田市で月1回開かれている「思い出の品」返却会。津波に流された品が自分のものではないか確認することができる。震災直後の陸前高田市。瓦礫の中には多くの思い出の品が残されていた。これらの回収・洗浄し返却会を開いてきたのが三陸アーカイブ減災センター。震災から15年が経とうとする今も持ち主不明の約7万6400点が保管されている。返却されずに保管され続けることにも意味があるという。秋山代表理事は「探したいタイミングは人それぞれ。返却会場まで来たけれど震えがきて探せなかったとか、中にはここにあると思っていたいから、探して何も無かった時の方がショックだから探しに来られないという方もいらっしゃった」と話した。しかし、活動を巡る状況は厳しさを増している。年間運営費の半分を支えてきた国からの補助金が今月で終了。活動は継続するが、返却会の回数を減らすなど規模縮小をせざるを得ないという。それでも自立運営を目指し、今後スポンサー集めを検討している。
