パリパラリンピック・車いすテニス男子シングルス決勝。初出場の小田凱人は世界ランキング1位のA・ヒューエットと対戦。フルセットまでもつれる大接戦となるなか、ヒューエットがマッチポイント。小田はこの状況で笑顔で観客の声援をあおる。凱人コールで勢いにのり、強烈なリターンなどでこのゲーム逆転。そこから力強いバックハンドでポイントを奪い。ダンスを披露するなどヒューエットを圧倒。迎えた小田のマッチポイント、2時間半を超える激闘を制し小田が史上最年少で金メダルを獲得。小田凱人2−1A・ヒューエット(英国)。車いすテニス男子シングルス史上最年少、日本では国枝慎吾以来2人目の金メダル。小田は「(車いすテニスが)ただの一瞬のバズで終るのか、継続的な最初の一歩になるのか僕が何をするかで決まる」とコメント。