10人以上のポスト岸田の名前が取り沙汰されている来月の自民党総裁選挙。昨日、初めて正式に立候補を表明したのは小林鷹之前経済安保大臣(49)だった。小林氏は総裁選では旧派閥に対し支援は一切求めず、脱派閥選挙を徹底する姿勢を示した。一方、石破元幹事長は立候補に必要な20人の推薦人について「さらに確実なものになりつつある」と述べ、準備が固まりつつあるとの考えを示した。また、上川外務大臣は立候補に向けて電話で支援を要請し、手応えを感じていると述べた。このほか、斉藤経済産業大臣も「真剣な声をしっかり受け止めたい」と述べた後、小泉元環境大臣と会談した。両氏とも出馬に意欲を示していて、情勢など意見交換をしたとみられる。総裁選は来月12日告示・27日投開票となる方針が固まり、選挙戦は過去最長の15日間となる。