東京・練馬区の石神井公園駅前の約6000平方メートルで再開発が計画されていて、多くの店ではすでに立ち退きが行われている。再開発計画では建物をまとめて取り壊し、高さ約100メートルのタワーマンションなどが建設されることとなっている。しかし計画に反対する地権者らは見直しを求めて東京地裁に裁判を起こし、東京地裁は約5か月間の土地の明け渡し停止を決定した。取材した記者によると、現場ではすでに解体が進んでいるため先行きを不安視している人が多い印象だったとのこと。今回の決定に至った最大の争点は石神井公園駅前の高さ制限にあり、反対する地権者側は勝手な変更は行政の裁量権を逸脱していて違法などと主張している。今後は高層化の必然性を行政側がどのように説明するかが重要になるとのこと。