大阪・関西万博の会場近くに新たな駅「夢洲駅」が誕生した先月、ミャクミャクのぬいぐるみを手に、一人の女性がやって来た。彼女は愛知県に住む山田外美代さん。人呼んで“万博おばあちゃん”だ。山田さんの自宅には、世界各国の万博グッズ約4万点を飾った「万博ルーム」がある。山田さんの万博デビューは1970年の大阪万博。4回通い、月の石や人間洗濯機を見て回ったという。地元で開催された2005年の愛・地球博では、「4回通えば元が取れる」と全期間入場券を購入し、開幕から通う内に万博にハマっていったという。閉幕までの185日間全て通い、「万博おばあちゃん」として有名人になった。なかでも楽しかったのは、馴染になった各国スタッフとの交流だったそう。当時、病気がちだった山田さんだが、毎日の万博通いで体力がついたのか、次第に体調も良くなったという。その後、海外の万博にも通うように。中国・上海、韓国・麗水では現地に住みこみ、期間中毎日通い詰めた。コロナ禍に行われた前回のドバイ万博でも現地に行き、大阪・関西万博のPRもしてきた。大阪・関西万博では、家族3人で毎日通えるよう、チケット約80万円分を購入したという。パビリオンの予約は来場3か月前から。息子さんに手伝ってもらいながら、毎日予約を摂っている。
先月、山田さんは大阪・関西万博に通うため、大阪・住之江区に家を借りた。玄関にはたくさんのミャクミャクグッズが。見つけるたびに買っているグッズは、すでに100点以上あるという。この家に決めたのは、ベランダから万博のシンボル「大屋根リング」が見えるから。山田さんは「万博でスタッフと会うことや、美味しいものを食べることが楽しみ。知らなかった国がそんなことしてるんだとか、私たちが偏見を持ってみていたなとか、そいういった考えも変わる」と話した。
先月、山田さんは大阪・関西万博に通うため、大阪・住之江区に家を借りた。玄関にはたくさんのミャクミャクグッズが。見つけるたびに買っているグッズは、すでに100点以上あるという。この家に決めたのは、ベランダから万博のシンボル「大屋根リング」が見えるから。山田さんは「万博でスタッフと会うことや、美味しいものを食べることが楽しみ。知らなかった国がそんなことしてるんだとか、私たちが偏見を持ってみていたなとか、そいういった考えも変わる」と話した。