オープニング映像。

きょうは北日本、東日本で雨となり、各地で強風が吹いた。栃木・佐野市の東北自動車道佐野SA付近では倒木と自動車が接触する事故、宇都宮や東京・港区で倒木が発生。荒川河川敷で開催予定だった毎年恒例の「足立の花火」は荒天のため2年連続で中止となった。

天気が悪い中、小売大手で備蓄米の販売がスタート、行列ができていた。

千葉・松戸市のホームセンター「ユニディ」ではきょうから備蓄米の販売がスタート。整理券を求め行列ができていた。ここで販売された備蓄米は「和の輝き」と言う名の2022年度古古米で5キロ2160円（税込）。65袋準備したが、午前6時に整理券分の販売は終了。7時にホームセンターにやってきた親子は「早起きしたけど残念」と話していた。購入できた男性は「土鍋に入れてタイてみようと思う」等と話していた。小泉農水大臣は今週各地で「スピード重視」を強調していた。アイリスオーヤマや楽天グループなど61社が備蓄米を購入。アイリスオーヤマは5キロ2160円でネット販売したが初日分は45分で完売。 楽天グループは5キロ2138円、LINEヤフーは5キロ1998円で販売し完売した。

小泉農水大臣が次に繰り出した一手は2021年の古古古米の販売。5キロ1800円で販売すると発言したが、衆院農水委員会では立憲民主党の野田代表から「バナナの叩き売り」と指摘された、一方、石川香織議員からの質問には「2000円のお米と4000円のお米を買って食べ比べようというのが私の思い」と答えた。そして国民民主党の玉木雄一郎議員は古古古米を「動物のエサになるようなもの」と発言。しかしSNSで批判が相次ぎ謝罪する事態となった。実際の味について木曜、小泉大臣は4年分の備蓄米の試食を行った。古古古米の随意契約にはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手コンビニ各社が申し込んだ。特にファミリーマートは1キロ400円で来月上旬からの販売開始を目指している。こうした小泉大臣の姿勢に対し、かつて「今の米の価格は決して高いとは思っていない」と発言していたJA全中の山野徹会長は「我々も全く同じ考え、一体となって取り組むべき」と述べた。きょうはイトーヨーカドー大森店などで販売を開始した備蓄米はあすからイオンなどでも販売される。

込め不足の解決には新米の収穫が不可欠となる。しかし、多くのコメ農家が危惧しているのは稲への食害だ。その1人である舘野廣幸さんは「コメ不足の原因は温暖化とカメムシ」と指摘。カメムシの大発生はかつて番組も2023年に取材。舘野さんの田んぼでも平年を100とすると、去年は60％しか穫れていないと話していた。発生のピークは８月で、近年の平均気温の上昇で大量発生していると言う。埼玉県の調査によると今年越冬したカメムシの数が前年比43倍だという。そこで県は100ヘクタール以上の広域防除団体に最大50万円の補助をおこなうという。舘野さんは農薬を使わないため田植えの時期を早めて対応しているが、効果は未知数だと言う。

カメムシ以外にも農家を苦しめる害獣がいる。ある農家では去年のコメの収穫量が約3分の1に減少したと言う。害獣駆除のプロであるNPO法人「RootsJapan」の岡本浩明理事長に同行した。

農家を困らせる害獣はヌートリアと呼ばれる南米原産の大型ネズミの仲間だった。NPO法人「RootsJapan」の岡本浩明理事長がこの日仕掛けた12の罠のうち3箇所でヌートリアが捕獲された。岡本理事長によると、去年捕獲した数が213頭で、今年は捕獲が追いつかない状況だと言う。かつては西日本中心に分布していたが、禁煙は目撃情報が増え、その生息域も拡大している。そんなヌートリアはジビエ料理の具材になっている。ヌートリアの料理を出している西欧料理サヴァカの山口祐之シェフは「ジビエはどうしても厄介者を有効活用するという流れになっているが、そうではなくてヌートリアが自分の中で美味しい基準を超えた」と話している。捕獲には市の許可が必要で、自治体は目撃したら近づかずに連絡するよう呼びかけている。

韓国メディアによるときょう午前8時半過ぎ、ソウル中心部を走行していた地下鉄車内で60代の男がライターを使って放火。火は消し止められたが一時400人以上がトンネルを歩いて避難した。煙を吸い込むなど21人が病院に搬送されたが、命に別状はないと言う。警察は逃走した男を近くの駅で逮捕し、動機について調べている。

東京・江戸川区の今週火曜日、工事現場の爆発事故が発生。10人がけがし、建物38棟に被害が及んだ。爆発原因はアセチレンガスの入ったボンベで、元東京消防庁警防部長の佐藤康雄氏によると鉄の溶接や裁断に使われるガスで、爆発する際はジェット機でマッハを超える時出るような衝撃波がおきるという。被害を受けたマンションでは事故から3日経った今日、部屋の窓ガラスの代わりにブルーシートが貼られていた。住民の男性は「防犯的にも怖いし何からやればいいかわからない」と困惑していた。別の住宅でも修理の見積もりに2週間かかると話していたと言う。事故の原因となったボンベの初回検査合格時期を意味する刻印には1964年11月と刻まれていたという。

慶應義塾大学教授で経済学者の中室牧子はコメの価格上昇について「問題はどうしてこんなに速いスピードで価格が上がっているのかわかっていないこと。農水省もさまざまなデータを取っていると思うが、生産と流通に関するデータの正確性や速報性に問題があるのではないか。」と指摘。中央大学法科大学院教授・野村洲っ屋は「国が生産と流通を管理してコメの値段の値崩れを防ぐというやり方に限界が来ているのではないか。むしろ生産量を増やしてもらい場合によっては所得補償や輸出に変えていくことが必要ではないか」とコメント。今年の秋の新米についてもJAが農家から買い取る概算金も大きく値上げが予想されている。

ロシア大統領府は木曜、プーチン大統領が安倍昭恵さんとクレムリンで面会したと発表。プーチン大統領が安倍元総理について語る中、昭恵さんが涙を流す場面も。昭恵さんは「ウクライナ侵攻後も安倍元総理がプーチン氏と会うことを願っていた」と述べ、「ロシアは大切な隣国であり文化的な交流はこれからも続けていただきたい」と語った。プーチン大統領は安倍昭恵さんがボリジョイ劇場に移動するために大統領専用車「アウルス」を提供した。

アメリカで暮らしている秋篠宮家の長女、小室眞子さんが第一子を出産していたことがわかった。笑顔でベビーカーを押す小室圭さんと眞子さん。2017年に婚約内定会見を行ったものの、2018年に小室さんの母親と婚約者の間に金銭トラブルが発覚、眞子さんの結婚関係の儀式は延期になったが4年後に結婚。眞子さんは「私達にとって結婚は自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」、圭さんは「私は眞子さんを愛しております」とコメントした。渡米して3年半、日本に一度も帰国していない2人。宮内庁は子どもの誕生日や性別は明らかにしていない。初孫を授かった秋篠宮ご夫妻について、秋篠宮ご一家は眞子さんの出産についてお喜び小室さん一家の幸せな日々を願われているとしている。秋篠宮の側近トップは「皇室を離れた方で静かな環境でお過ごしになっていただきたいと思っていたところだが、一部メディアで報じられたため明らかにすることにした」としている。

名古屋市議会の副議長、上園晋介が日曜に「大変申し訳ございませんでした」と汗だくになりながら謝罪。一体何をしたのか。

日曜に謝罪会見を行った名古屋市議会の副議長、上園晋介市議。愛知県で開催される「第20回アジア競技大会」のボランティアに26人を無断で登録していた。名古屋民主は議員1人あたり30人のボランティアを集める目標をしていた。上園氏は「なかなかそういった方に巡り合うこともできず、自分自身で名簿を作った」とコメントした。26人の選定方法は過去に名刺交換した26人の名前や住所ををピックアップしたということ。生年月日はでたらめだった。承諾した4人は家族。上園氏は副議長は辞任したものの、議員は継続。

斎藤兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発した元県民局長の私的情報が漏えいした問題。調査していた第三者委員会。工藤涼二委員長が「漏えい行為は知事及び副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」とコメント。元総務局長の井ノ本知明氏へ斎藤知事と片山元副知事が情報漏えいの指示。片山元副知事もこれを認めている斎藤知事は「漏えいに関するような指示をしたという事はありません」とコメント。元県民局長の公用パソコンの私的情報を井ノ本元総務部長が斎藤知事に伝えたところ、「そういう文書があることを情報共有しておいたら」と言われたという。兵庫県は井ノ本氏を「停職3か月」の懲戒処分とした。井ノ本氏は「知事および副知事の指示に基づき総務部長の職責として正当業務を行ったに過ぎない」と主張していて、処分の執行停止を求める意向を示している。斎藤知事は「給料カットという形で対応させていただきたい」とコメントし自身の給与カットを表明し、辞職は否定している。

ハーバード大学をいじめ続けるトランプ大統領。留学生の枠を半減するよう求めた。さらに学生がビザを取得するための新規面接を一時停止するよう各国のアメリカ大使館に通達。留学希望者の「反ユダヤ主義的」な動きを取り締まるためSNSの投稿履歴を調べるとしている。全米の大学が対象となっている。山本綾音さんは8月の入学に向けて約72万ドルを振込み、現地へ向かう航空券を予約していたが面接がキャンセルとなってしまった。ハーバード大学では卒業式が行われたが日本人の卒業生は後輩たちの今後を憂いている。NYタイムズによるとトランプ政権は政府機関にハーバード大学との契約を打ち切るよう通達。国立衛生研究所との共同調査や国土安全保障省との研修などが含まれ、推定約144億円にのぼる。

カンボジア北西部の都市ボイペトで日本人29人が拘束された。警察官をかたる詐欺の電話をくり返していたとみられる。拠点からスマートフォン70台やパソコン24台、ニセの警察官の制服とみられる服や警察手帳のようなものが見つかっている。日本では警察官を名乗る人物から金を騙し取られる被害が急増していて、警察はカンボジアに捜査員を派遣し実態を調べる方針。

クイズ大会「abc/EQIDEN」八崎奈央斗代表。昭和かた現代までテレビ番組の定番ジャンルとなっているクイズ。最近はお酒と早押しクイズを楽しめるクイズバーが登場したり、クイズ愛好家が作った問題週がネット販売されている。クイズ大会「abc/EQIDEN」八崎奈央斗代表は滋賀県内の銀行で働きつつ累計2万問のクイズを制作。作るクイズ問題は日常や身近感をテーマに混ぜ込み、作問数の多さなど実績から大会代表に抜擢され業界注目のクイズの作り手。クイズ作りの裏側とは。クイズ作りのご法度。

「abc/EQIDEN」八崎奈央斗代表が作った問題。「ホウフツ」漢字2文字に共通する部首は？正解が2つ存在してしまうため問題が没になってしまった。このためクイズ作りは裏取りが大半となる。八崎さんは「AIはネタ作りにはいいがウソをついてくることがある」とコメントしている。AIが誤った情報を提示してくることをカタカナ言葉で何という？正解はハルシネーション。答えを知った時に爽快感を得られることも重要。