3位、大の里、新横綱誕生に故郷も歓喜。2年前、「常におかげさまって気持ちで」と緊張気味に語っていた大の里が木曜日、真っ白な綱を締め笑顔。24歳で新横綱となった大の里は身長192cm。学生横綱という大きな期待を背に、丸坊主で角界入りをすると、髪の毛が伸びるスピードが追いつかないほど番付を上げ、2場所連続優勝で初土俵から史上最速横綱昇進という偉業を達成。地元、石川県では号外が配られた。生まれ育った津幡町は人口4万人ほどで大の里を知っている人も多い。スガイ書店・吉田由記子さんは「あまりに大きいサイズ」、家族ぐるみでお付き合いしている鮨正の壁にはサインや写真が飾ってあるが、鮨正・小山圭介さんは「何回も断られた」、大学時代から近くで見てきた日本体育大学の相撲部後援会長は「たまに差し入れをすると車まで率先して取りに来る」などと述べた。