歴史的勝利から一夜。森保監督がサインに応じるなど選手たちのリラックスした表情が見られた。現地メキシコはもちろん、日曜の昼日本中が見守ったFIFAワールドカップグループステージ第2戦。熱狂の裏でこんな日にも仕事なのが都内の商店街にある理容室。普段はにぎわう日曜日だが、試合開始前にはお客さんはゼロ。期待する選手は負傷した久保選手の代わりに先発出場した伊東純也選手。過去のW杯での第2戦の勝利は1度だけ。日本にとっては鬼門の一戦。試合開始早々、キーパー鈴木彩艶選手のパスからチャンスが生まれる。鎌田大地選手の2試合連続ゴールで先制。前半4分は日本代表W杯史上最速ゴール。その瞬間、客がゼロだった理容室にお客さんが来店。その後も攻め続ける日本。前半23分には、エース上田綺世選手の豪快ミドルが炸裂。理容室では、顔剃りの真っ最中だったため、お客さんだけゴールを見られず。前半を2点リードで終えた日本。ちょうどその頃、理容室では仕上げのタイミングに。迎えた後半、試合の流れを変えたのは理容室のイチオシ伊東純也選手。上田選手からのパスを冷静にゴールに流し込んだ。直後の給水タイムでは、本田さんは「今日は99.99999%」勝つと予言。その予言は見事的中。得意のヘディングで上田選手がこの日2点目。W杯アジア勢の1試合最多得点記録を更新した。試合は4-0で日本の快勝し、グループステージ突破へ前進した森保ジャパン。理容室ではユニホームを脱いで仕事モードに入った。そんなチームの精神的支柱となっているのが、チーム最年長5度目のW杯出場となる長友佑都選手。チュニジア戦に向けたミーティングでの94秒の熱弁が話題となっている。語ったのは前回オランダ戦で見せたチームワークの大切さ。裏方としてチームに帯同する吉田麻也選手、南野拓実選手についても話した。
